このたびITEA株式会社が参画した研究「演題番号O-34 ダニ誘発気管支喘息マウスモデルの時間濃度依存性と toll like receptor 4 の役割」が第49回日本職業・環境アレルギー学会総会・学術大会で発表されます。

【研究概要】
本研究では、ダニ抽出物で誘導した喘息マウスの病態におけるTLR4シグナルの関与について調べるために、弊社製品であるダニ(Df)抽出物(免疫用)(コード:10108)が用いられております。気道炎症初期ではTLR4シグナル欠損下では軽度の気道炎症が誘導される一方、炎症後期ではTLR4欠損下でも重度の気道炎症が誘導されることが示され、ダニ抽出物で誘導した喘息マウスの病態におけるTLR4シグナルの役割は、炎症の時間経過に依存して異なることが明らかとなりました。