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2021.08.31

麻布大学、東京大学、国立感染症研究所との共同研究「犬の狂犬病ワクチン接種後のアナフィラキシー」の論文がJournal of Veterinary Medical Scienceの8月号に掲載されました

麻布大学、東京大学、国立感染症研究所との共同研究「犬の狂犬病ワクチン接種後のアナフィラキシー」の論文がJournal of Veterinary Medical Scienceの8月号に掲載されました。

犬用の狂犬病ワクチンについて、その副反応に関する最新の研究結果を東京環境アレルギー研究所と麻布大学の共同研究チームが発表しました。狂犬病ワクチンの副反応の過去15年間のデータを解析したところ、狂犬病ワクチン接種後に300頭以上の犬に重篤なアレルギー反応であるアナフィラキシーがみられ、その半数以上が死亡していたことが分かりました。Anaphylaxis after rabies vaccination for dogs in Japan(日本語訳:日本における狂犬病ワクチン接種後のアナフィラキシー)と題した最新の論文は、アナフィラキシー症状に焦点を当てながら狂犬病ワクチンの副反応について研究したものです。当研究所は解析とワクチン中に含まれる牛血清アルブミンの測定でこの研究に貢献しました。

論文は下記のURLで見ることが可能です。
論文のURL: https://doi.org/10.1292/jvms.21-0090

また、Yahooニュースでも紹介されました。
リンク:https://news.yahoo.co.jp/articles/f92660e3fc3775120831fb155c2107ab3f507252