ITEAでは、環境アレルゲンをはじめとする各物質の測定を承っています。
所長のもと、経験豊富な技術スタッフがサンプルの形態に合わせて適切な前処理をおこない、信頼できる測定データを提供します。
また、目的に対して何をどのように測定すればよいかわからない場合には、測定項目やサンプリング方法のアドバイスをいたします。
お気軽にご相談ください。

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測定例のご紹介

ハウスダスト測定

アレルゲン測定

● 剤や成分のELISA測定系への干渉の検討はおこなわず、希釈直線性より干渉の有無を推測します。

*1 Der 1は、Der f 1(コナヒョウヒダニ排泄物由来アレルゲン)及びDer p 1 (ヤケヒョウヒダニ排泄物由来アレルゲン)の各結果とその合計値を報告します。Der 1は、WHOが定める喘息発作発症の基準値があります。

*2 Der 2は、Der f 2及びDer p 2に交差する抗体を使用するため、これらが混在するサンプル中のそれぞれの量を正確に測定することはできません。

その他

● ハウスダスト中のダニ数測定 亜目・科まで同定してカウント

● ハウスダスト中のダニ判定 塵中の成分をダニかどうか判定

 ● スギ花粉カウント 個としてカウント可能な花粉が対象

スギ花粉中のアレルゲン測定

● 剤や成分のELISA測定系への干渉の検討はおこなわず、希釈直線性より干渉の有無を推測します。

食品、その他サンプル中のアレルゲン測定

● 剤や成分のELISA測定系への干渉の検討をおこないます。
● 試料の形態、測定系への干渉検討の有無により費用は変わります。

環境測定

環境中のアレルゲンやカビを測定します。

目的例

● オフィスのハウスダスト中に含まれるアレルゲン量を調べたい。
● 室内に入り込んだスギ花粉の量を調べたい。
● 使用済の空調フィルターにどのようなカビが付着しているか調べたい。

測定可能なアレルゲン

ヤケヒョウヒダニ Der p 1 / Der p 2
コナヒョウヒダニ Der f 1 / Der f 2
スギ花粉 Cry j 1 / Cry j 2
オオアワガエリ花粉 現在休止中 Phl p 5
イヌ Can f 1
ネコ Fel d 1
真菌アルテルナリア属 Alt a 1
真菌アスペルギルス属 Asp f 1

空気質測定

住宅、作業環境などの環境測定(化学物質、悪臭物質、浮遊粉じん、CO、CO2、NOx、騒音、日射など)を行います。

目的例

● 新築住宅内のVOC濃度を測定したい。
● 作業環境における環境汚染物質の濃度測定を行い、基準に適合しているか調べたい。
● 特定建築物におけるビル衛生管理法の空気環境測定を行いたい。

ビル衛生管理法 空気環境測定7項目

浮遊粉塵量 0.15 mg/m3
以下
2ヶ月以内
に1回
一酸化炭素 10 ppm以下
二酸化炭素 1000 ppm以下
温度 17℃以上
28℃以下
相対温度 40%以上
70%以下
気流 0.5 m/秒以下
ホルムアルデヒドの量 0.08 ppm以下

厚生労働省 室内濃度指針

有機化合物 室内濃度指針値
ホルムアルデヒド 100 μg/m3 (0.08 ppm)
トルエン 260 μg/m3 (0.07 ppm)
キシレン 870 μg/m3 (0.20 ppm)
パラジクロロベンゼン 240 μg/m3 (0.04 ppm)
エチルベンゼン 3800 μg/m3 (0.88 ppm)
スチレン 220 μg/m3 (0.05 ppm)
クロルピリホス 1 μg/m3 (0.07 ppb)
小児の場合 0.1 μg/m3
(0.007 ppb)
フタル酸ジ-n-ブチル 220 μg/m3 (0.02 ppm)
テトラデカン 330 μg/m3 (0.04 ppm)
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル 120 μg/m3 (7.6 ppb)
ダイアジノン 0.29 μg/m3 (0.02 ppb)
アセトアルデヒド 48 μg/m3 (0.03 ppm)
フェノブカルブ 33 μg/m3 (3.8 ppb)